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ファミリーナガーデンのプレイタイム見学の皆様へ

「犬同士の遊び時間」から見えるモノ 

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犬同士の遊びにも様々なグレードがあります。

「多くの施設で行われている犬同士の遊ばせっ放しは良いのか?」というと、これは間違いなくNoです。ファミリーナのプレイタイムは遊ばせっ放しではない、学びを一つにしたセッションです。

ファミリーナガーデンにお越し頂いて、皆様まず驚かれるのが若いスタッフが十分に配置されていることです。幼犬のトレーニングには素直で、若く機敏なトレーナーが必要なのです。トイレのタイミングを逃さず、褒めるためには素早い対応が必須だからです。また、犬同士にも「いじめ」があり、1頭対複数頭となる瞬間には、すかさず張り詰めた空気を抜かないといけない場面もあるからです。ちょうど良い先輩犬がいれば先輩犬に任せるという選択肢もあります。

 そう!何より大切なのが、正しい行動を指導できる先輩犬が多くいる事です。ファミリーナには、幼犬期からすくすく育った、教育の行き届いた様々な犬種の先輩犬が毎日通って来てくれています。プレイタイムにお越し頂けましたら、目に見えない犬の心の変化を、ご説明いたします。きっと犬という動物の素晴らしさを感じて頂けることでしょう。

 老犬にとっても元気の源となるようなグループを作るように計画できます。老犬も学園卒園生なのですから・・・。それぞれの犬が活躍できるように、同時に出す犬のセレクトが重要になります。それがチーフの実力の見せどころなのです。

 また、プレイタイムは良い排泄のトレーニングタイムでもあります。騒がしい環境でも、指示一つでペットシートで用を済ませている先輩犬をマネして、パピーも出来るように仕向けます。

 「おいで」で飛んでくるワンちゃんかどうかは、心から人を信頼し、素直に育っているかどうかのバロメーターとなります。何よりドッグランで呼び戻せなかったら、愛犬を守れません。犬同士のプレイセッションを邪魔しないようにトレーナーが呼び戻しをしている様子をご覧ください。どんなに楽しく遊んでいても「おいで」の声一つで駆け寄ってこれるか、ザワザワした中でも安心して「マッテ」が出来るか、などトレーニングを入れられる環境を作っています。

 遊んでいないクレートに入ったワンちゃん達も見て下さい。遊びたくてもちゃんと順番を待って、クレートで大人しく待つ事が出来ます。同時に寛容な心を育てている証拠です。

 何よりもスタッフがトイレサークルやクレートからワンちゃんを出したり、フードを与えたりする何気ない場面にこそ、学園のしつけに手を抜かない精神を見て頂くことが出来ます。「落ち着きのあるワンちゃんに育てるために」どんなに些細なアプローチにも、丁寧に興奮を抑えて管理していく事が一流の予防対応です。

 いよいよ2019年10月には「もっとワンちゃん達の遊びと学びに時間をかけたい」という現場と、飼い主様のご意見から、全面的にタイムスケジュールをリニューアル致します。

10月からのファミリーナガーデン南青山にどうぞご期待ください。


         株式会社フロムパピー いぬのがくえん 学園長 堀 越 葉 子


 

 

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